保育士

保育士資格を活かして仕事!給料が高い安いだけで選ぶの危険です!

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公立保育園、民間保育園の両方で働いた経験をもち、職業紹介事業に携わる経験のある私が、保育士求人を見る際に確認しているポイントがあります。

給料が高い安いだけで選んでも、続けられなかったらもったいないです。

あくまでも私個人の見解ですが、参考になれば嬉しいです。

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求人を探す前に知っておきたいこと

企業が人を募集する時にはルールがあります。

そのルールは職業安定法に定められています。

簡単にまとめると

募集を行う際に最低限記載しなければいけない項目

  1. 働く人の仕事内容
  2. 労働契約の期間
  3. 試用期間
  4. 働く場所
  5. 働く時間の始まりと終わりの時刻、残業の有無、休憩時間と休日
  6. 賃金いわゆるお給料(固定残業代を設定する場合はその内容)
  7. 募集者の氏名または名称
  8. 加入保険の有無(健康保険、厚生年金、労働者災害補償保険及び雇用保険など)
  9. 派遣労働者として雇う場合は雇用形態を派遣労働者と記載

企業が人を募集する時には、労働条件を明確に伝えましょう!という事です。

ということは、応募する私たちは労働条件の把握が出来るということ。

知らないまま応募して、後から聞いてなかった、知らなかった、こんなはずでは!となってしまうとすぐ辞めるに繋がってしまいます。

そうならないために、募集する企業側のルールもしっかりと知っておく必要があります。

保育士をしていたから分かる実態と選び方

労働条件の把握とあわせて、どんなことを確認しているのかですが、実際に働いている知り合いがいればその方に話を聞けると一番良いですが、そうも都合よく知り合いがいるわけではないので、ここでは知り合いがいない!という前提で確認していることをお伝えしたいと思います。

しつこいですが、あくまでも私個人の見解です。

仕事内容

仕事内容に関しては、具体的で自分が働くイメージが持てるような内容になっているものが良いです。

保育士=子どもの世話だけではありませんし、保育園によって特色が様々です。行事が多い園、自然とのふれ合いが沢山。どんな特色がある園なのかをホームページなどでしっかりと確認して自分に合いそうかどうかを考えましょう。自然体験が豊富な園に虫嫌いな方はミスマッチです。

労働契約の期間

正社員であれば期間の定めはまずありませんが、問題は長く働ける職場なのかどうかです。

実際に園へ出向いてみるのが一番です。送迎の時間に行けばその園で働いている方の年齢層がよくわかります。あまりに若い方ばかりだとその園は早期の退職者が多いと予想がされます。

試用期間

試用期間がある場合、どのくらいの期間の設定なのかを確認しましょう。明確な期間の設定がないような場合はコンプライアンスが疑われます。

試用期間中の労働条件に変更がある場合もあります。例えば、試用期間3ヶ月間は給料が最低賃金の時間給など。試用期間がある場合は、その期間と労働条件の変更があるのかもしっかり確認しましょう。

働く場所

法人などではいくつも園がある場合があります。自分が希望している園で働くことが出来るのか、将来的な転勤の可能性についても確認が必要です。

直接聞きにくいかもしれませんが、自分が働く場所です。遠慮は要りません。しっかりと確認しましょう。

始業時間と終業時間、残業の有無、休憩時間、休日

始業時間と終業時間、残業の有無

労働時間については、早朝保育や夜間保育が多くなっていますので、早番遅番勤務のシフト制が多くなると思います。

園独自の風習などもあり始業時間や終業時間の設定がされていても、なかには始業時間前から朝のミーティングがあったりなど業務開始するのが当たり前の園もあります。また子ども同士にトラブルはつきものなので、保護者の方が迎えに来るまで個人的に残って待つこともあります。もちろん個人的になので、残業ではありません。人間同士の関わりなので、個人の価値観や考え方などもありますが、ボランティアではないので、自身の終業時間が過ぎても残っている保育士が多い園は要注意です。

休憩時間、休日

休憩時間の設定はもちろんあるでしょうが、保育士で休憩時間を現場から離れてとれるような園 ってあるのでしょうか?

食事は子どもと一緒に食べるので、子どもの食事の世話をしながら口の中にかけ込んでいました。

特に乳児クラス(0歳児から2歳児)は大変ですね。

私が働いていた公立園では、30分でも現場を離れて休憩をとれるようにしようという働きかけがあり、複数担任制だったこともあり交代で休憩をとることができていました。休日については、土日に行事の多い私立園に勤めていた時は休日出勤でも振替休日や休日手当もなく大変でした。そんな経験があるため求人の記載内容通りだとは思ってみていません。どうしても気になる求人に出会えたら直接確認すると良いと思います。えっ!そんなこと聞ける?と思うかもしれませんが、大切なことですし、問い合わせた時の園の対応が良くないと感じたら次を探せばいいだけではないでしょうか?

賃金(給料)

生活がかかってくるので大切なところです。

現在巷で言われている保育士の平均月収は23万円弱です。高い安いの判断は個人によって変わってくると思います。

私は、今の給料より高くないと生活ができないので難しい。最近は、年収400万とか園長候補で500万とか求人がありますが、給料が高い分責任や職員の管理の仕事が重くのしかかってくるので潜在保育士の自分には敷居が高いですね。

募集者の氏名と名称

最近企業内保育園が増えているので興味があります。

企業内保育園と言っても運営は別会社にお任せの企業が多く、その企業で直接雇用されるわけではないので様子をみています。企業主導型保育園でのトラブルで賃金未払いで職員一斉退職なんてニュースもありましたね。

加入保険の有無

各種社会保険の加入はもちろんですが、退職金制度の有無も確認が必要です。

なかには、退職金制度があっても勤続10年以上でないと退職金がでないところもあるので驚きです。

派遣労働者の場合

保育士で派遣労働者とは、直接保育園で雇用されるのではなく派遣会社に雇用されることです。

働くのは派遣会社が契約している保育園等。

保育園に直接雇われるわけではないので、自分がとても働きやすくて長く働きたいと思っていても、派遣会社と保育園の契約が終わってしまうと、その園で働き続けることが出来ないのでそういったことも含めて検討が必要ですね。

その他企業(法人)情報

職員(従業員)の数もしっかり確認したいところです。

保育園の規模、子どもの定数をしっかり確認して職員が何人いるのかも大切な判断材料となります。以前勤めていた私立保育園では、0歳児クラス担任をしていましたが、主任(副園長)と複数担任という形でありながらほぼ一人で担任していた経験があります。なので職員の数の確認もかかせません。

 保育士資格を活かして仕事をするために

今はまったく違う業種で働いています。保育士するより給料が良いですし、長時間の拘束もされません、持ち帰りの仕事なんていうものも一切ないというなんて気が楽な仕事なんでしょうと思っていますが、時々見かけるお散歩風景や、園を通りかかった時のにぎやかな声、そして極めつけがあの子達(保育士時代の子ども達)の笑顔!を思い出すという。

忘れない、忘れられない大切なものなんですよね。

私は、保育士の仕事をまたしたいなと思っています。

保育士資格を活かして仕事をしたい方に、そしてこれから保育士として巣立つ方、私と同じような想いでいる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

読んでいただきありがとうございます。

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