子宮内膜症(チョコレート嚢胞)

子宮内膜症(チョコレート嚢胞)を腹腔鏡下手術した経験談

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太ったなぁっと思っていたら実は子宮内膜症(チョコレート嚢胞)だった私!

医者
医者
これ以上卵巣が膨れ上がると破裂するよ!

救急搬送された病院の医師からそう告げられた私は、手術をして溜まっている嚢胞を取り除くことをすすめられました。

通常時、親指の第一関節ほどの卵巣サイズが直径11センチのグレープフルーツぐらいの大きさになっていたのです。

子宮内膜症(チョコレート嚢胞)を腹腔鏡下手術する

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救急搬送で病院にかかってから、すぐに痛みがひいたので、しばらく安静にするようにと言われて、その日は自宅に戻り、その後検査のため通院をしました。

検査の結果をみて、やはり手術が必要ということになりました。

卵巣はそのまま残すことが出来、溜まっている嚢胞だけを取り除く手術をするとのことでした。

手術の方法は、腹腔鏡下手術というものでした。

腹腔鏡下手術とは?

腹腔鏡はお腹の中(腹腔)を観察する内視鏡の事です。おへその近くに1cm程度の小さな穴を開け、そこから筒状の器具(外套管)を通しその管から内視鏡を挿入します。そして腹腔内のスペースを作るために体にとって刺激の少ない炭酸ガスを注入します。さらに左右の下腹部に3~4カ所5~10㎜の小さな穴を開け外套管を設置します。そこから専用の細い器具を出し入れし腹腔内の映像をモニターで見ながら手術を行います。術式によっては、恥骨付近の皮膚に2~3㎝の小切開を加えることもあります。

引用:医療法人医誠会医誠会病院

私の場合は、おへその下と左右の下腹部に1ヵ所ずつの計3カ所に穴を開けてするということでした。

人生初の手術

手術なんて生まれて初めての経験です。

しかも、全身麻酔をしての手術。

麻酔をしたまま目が覚めなかったらどうしよう、不安と恐怖でいっぱいでした。

下腹部痛で緊急搬送されてから急ピッチで話がすすんでいきました。

それほど緊急を要する状態だったようです。

入院期間は5日間

その間実家の母に来てもらい、二人の子ども達を見てもらうことに。

手術の前日に入院しました。

いつも子ども二人に囲まれて賑やかに過ごしていたのに、ぽつんと一人です。

心細いとはこのことです。

ですが、根がポジティブな私は、全身麻酔に挑戦することを思いついてしまったのです。

全身麻酔への挑戦

全身麻酔は、ドラマなどで「10秒数える間に眠ります」といっている印象がありました。

なので、私は

ゆう
ゆう
10秒以上目を開けてみよう!

となぜか燃えていました。

そして手術の日

普通に歩ける状態だったのですが、 手術室には車いすに乗せられて入りました。

手術前にあまり動かないほうが良いのだろうと思いました。

手術室に入ってすぐの印象が、手術室のベッドは幅が狭い!でした。

ゆう
ゆう
狭いっーーー!

 と思わず口にすると、主治医の先生が、

先生
先生
広いと手術しにくくなるからね!

そりゃそうだと納得!

さあいよいよ挑戦の時がきました。

点滴の管のようなところから麻酔が注入されるようです。

先生
先生
だいたい10秒くらいで麻酔がききますからね

と先生に言われました。

いよいよかと私は目を見開いていました。

そして

先生
先生
麻酔入りますよ~!

という言葉を聞いた瞬間にまぶたがグッと押さえつけられるような感覚とともに意識がなくなりました。

手術が終わった?無事成功!

遠くのほうから私を呼ぶ声が聞こえてきました。

目覚めたのです。

急に寒気に襲われました。

毛布をたくさんかけてもらい、しばらくすると寒気はおさまりました。

手術は無事に成功したようです。

麻酔には秒速で負けましたが、無事成功し、意識を取り戻せてよかったと安心しました。

私は全身麻酔をしていたので全くわからないのですが、待っていてくれた母に聞いたところ、2時間近くかかったと言われました。

けっこう癒着していたそうです💧

麻酔から目覚めて、頭が少しボーッとしていましたが、お腹を見ると、三カ所の傷口にテープが貼られていました。

それ以外は、手術前の自分と特に変わりませんでした。

実感としては、本当に手術したの?っという気持ちです。

すぐにトイレも行けましたし(出産後は立ち上がれずトイレにも行けなかった)

食べたり飲んだりもできました。

退院後の生活

しばらくは激しい運動をしないように言われて退院しましたが、2歳と3歳の子どもとの生活の中に安静はありませんでした(笑)

退院後の生活も平常運転で、術後のトラブルも全くなかったです。

定期的に卵巣の状態をみる検診は、今でも受けています。

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